年の差カップルって、何歳までアリ?
皆さんが仲の良い友達にこう聞かれたとしたら、何歳違いの異性を自分の恋人にできると答えるでしょう?
あなたが女性か男性か、ひょっとすると同性同士の恋かも知れませんが、それぞれの年齢や価値観にとって答えはまちまちではないかと思います。
ただ、こういう質問が世間にあるということは、そもそも年の差カップルになるような状況を誰かが抱えている、そういう証拠でもあると思います。
いくつになっても恋はしたい。だけど・・・
そんな悩みを持つあなたには、ウッディアレンの映画と彼本人の恋愛遍歴を通して年の差カップルが何歳までアリ?なのかに関して考えてみて欲しいと思います。
ほんと面白いですから。
映画「マンハッタン」に学ぶ年の差カップルの現実
1979年に全米公開された映画「マンハッタン」は、簡単に言えば「ニューヨークを舞台にした大人の恋愛物語」
ウッディアレンが脚本・監督・主演を務めています。
アメリカの映画監督、俳優、脚本家、小説家、クラリネット奏者、またコメディアンとして認識している人もいるかも知れません。いずれにしてもアカデミー賞に史上最多の24回ノミネートされ監督賞を1度、脚本賞は3度受賞するなど、映画界に大きな貢献をしてきた人物。また恋多き男としても有名かも知れません。
映画「マンハッタン」は、そのタイトルの通り、ニューヨークのマンハッタンを舞台に男女の恋模様を中心にストーリーは進みます。
またアイザックの親友で教師のエール(マイケル・マーフィ)も、結婚して12年になる妻エミリー(アン・バーン)との結婚生活を続けながらも、他に好きな女性編集者のメリー(ダイアン・キートン)がいることをアイザックに打ち明けるわけです。
アイザック(ウッディ・アレン)はTV業界に嫌気が指し、TVライターから小説家に転向しようとしている42歳でバツ2の中年男性。現在は17歳のトレイシー(マリエル・ヘミングウェイ)と恋愛中という、まさに25歳の年の差カップルが、この映画では重要なモチーフです。
そして、その編集者メリーにアイザックが恋に落ち男女関係を持つことで、アイザックと17歳のトレイシーの関係も変化せざるを得ない結果に。
中年男性と17歳女性の年の差カップルの恋の行方と結末は?ぜひ、映画本編をご覧になってほしいと思います。
スタッブ・キャスト
監督 ウディ・アレン
脚本 ウディ・アレン
マーシャル・ブリックマン
製作 チャールズ・H・ジョフィ
ジャック・ローリンズ
製作総指揮 ロバート・グリーンハット
出演者 ウディ・アレン
ダイアン・キートン
マリエル・ヘミングウェイ
メリル・ストリープ
音楽 ジョージ・ガーシュウィン
撮影 ゴードン・ウィリス
編集 スーザン・E・モース
キャスト
アイザック:ウディ・アレン(樋浦勉)
メリー:ダイアン・キートン(高島雅羅)
エール:マイケル・マーフィー(小川真司)
トレーシー:マリエル・ヘミングウェイ(冨永みーな)
ジル:メリル・ストリープ(横尾まり)
エミリー:アン・バーン
映画なのか、それとも私生活??
それにしても、ウッディアレン作品は本当に男と女の恋物語を扱ったものが多いです。それは彼自身の私生活を反映したものが圧倒的に多いのも、その特徴ですし、とにかく自由奔放というか、言葉を選ばず言えば「超めちゃくちゃ」なんですよね。
作家たる者、見習いたいもんですね^^
ウッディアレン自身は、1966年にルイーズ・ラサー結婚して1970年に離婚。このルイーズ・ラサーとは、映画「ウディアレンのバナナ」で恋人役で共演してイチャついています。これだけでも十分不思議な感じですが、これはウッディアレンにしてみれば普通のこと。
その後、映画でも共演したダイアン・キートンと付き合いますが、長く続かずに破綻。ダイアンキートンもまた映画「マンハッタン」で恋に落ちる女性編集者のメリー役に抜擢しています。
もう、私生活と映画の主人公が混じり合って面白すぎます。
その後、ウッディアレンは、ミア・ファローと付き合うようになるのですが、今度はミア・ファローの連れ子で養子だった韓国人女性スン・イー(21)との交際が発覚。
当時は「年の差35歳の恋」として大きく取り上げられましたし、さらにはスン・イーを含めた娘たちに対する幼児虐待の訴訟まで起こされています。この問題はいまだにその火種は消えず、未だくすぶっている状況・・・
ただ、この時の35歳下の韓国人女性スン・イーは、ウッディアレンの今の奥さんでお二人は仲良くやっているようです。
簡単に要約して書きましたが、ウッディアレンの映画は、彼の私生活とないまぜになって、一種独特の味がある映画が多いです。そんなところも彼の映画作品の大きな魅力かも知れません。
映画「マンハッタン」は、2018年のイヴァナチャバック・ワークショップでもプレイヤーが演じるシナリオに選ばれています。
男と女の物語は、いつだってドラマチックな展開に転がるワクワク感と共に脆くも崩れてしまう危うさをも併せ持っている。そんなことを改めて考えさせられるいい機会になりました。
年の差カップルの行方を追った映画「マンハッタン」とウッディアレン自身の恋愛遍歴を通して思うのは、
やはりありきたりですが、「恋愛に年も、年の差も関係ない」ということ。
イヴァナメソッド的に言えば、ウッディアレンにとって恋愛することは、自分自身を取り戻す「大きな目的」を勝ち取るために必要不可欠なものなのだろうと想像します。
思うように、わがままに、自己中心的でいいから、「自分が心から本気で望むゴール」を取りにいきましょう。
そういう明確な目的を決められたら、年の差が何歳までアリなのかを考えることも、ほとんど無意味であることに気づくことになるのかも知れません。好きならそれで付き合えばいいし、結婚したいなら結婚すればいいと思います。
世の中の価値観や他人の目を気にすることなく、あなたらしい選択をして生きていく。これが人として一番の幸せを感じられることだと思います。
こういう思考を育てるのも、またイヴァナチャバックのワークショプの良さかと思いますので、ぜひ、機会があれば参加してほしいと思います。是非、会場でお会いしましょう。